表面処理
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表面処理にはどのような種類がありますか? | ||
用途別に分類 〜 『装飾用表面処理』
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《シルバー色》 日本人は何故か白く光るシルバー色が好きなようで、広範囲に この色が使われています。 |
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「ユニクロメッキ」 正しくは「光沢クロメート」といいます。下地に電気亜鉛メッキを貼り フッ化物を含んだ溶液でクロメート処理を施します。クロメート被膜 はシルバー色です。耐食性は有色クロメートよりやや劣ります。 「ニッケルメッキ」 装飾用に広く用いられるメッキで、キラキラ輝く光沢を持ちます。 しかし、電気亜鉛メッキ+クロメート処理程の防錆力はありません。 耐食性と外観を向上させる為に、下地に銅メッキや下地用ニッケル メッキを貼り、その上に光沢剤入りのニッケルメッキを貼ります。 下地用ニッケルメッキは柔らかく、つきまわりが良好です。 (弊社在庫品は銅下ニッケルを採用しています。) 「クロームメッキ」 下地用ニッケルメッキを貼り、その上にニッケルメッキを貼り、さらに その上にクロムメッキを貼ります。ニッケルメッキより重厚な光沢に 仕上ります。耐食性が特に優れているため、大気中ではほとんど 変色せず、長期の装飾性の維持が可能です。また硬度が高く、 耐摩耗性も良好です。 しかし、つきまわりが悪く、一度メッキした物を選別し、つきの悪い 物はもう一度メッキをしています。 「バフクロームメッキ」 美観をさらに向上させるためメッキ前にバフ研磨をかけ、素地の 表面を平滑にしてからクロームメッキを貼ります。 光沢は最良で鏡のように仕上ります。 「すずコバルトメッキ」 すずとコバルトの合金被膜です。クロームメッキの色合いに近く 代用として利用されます。耐食性はクロームより劣ります。 しかし、つきまわりが優れているためクロームメッキよりはるかに 量産が可能です。 |