表面処理
表面処理にはどのような種類がありますか?
用途別に分類 〜 『装飾用表面処理』
 
《ゴールド色》
何と言っても一番ゴージャスな色はゴールドです。

「本金メッキ」
下地にニッケルメッキを貼り、その上に本物の金を貼ります。 金は錆びません。また熱や電気を非常によく通しますので 電子部品等に利用されます。 上棟式用の金ボルト等の装飾品にも利用されます。

「黄銅メッキ」
下地にニッケルメッキを貼り、その上に黄銅を貼ります。 黄銅は銅と亜鉛の合金です。金と色合いが似ているので、これを 代金メッキともいいますが、金と比べ黄色っぽい色です。

「代用金メッキ」
下地にニッケルメッキを貼り、その上に黄銅よりも銅の比率が高い 銅と亜鉛の合金を貼ります。黄銅メッキに比べ赤みがあり、より 本物の金に近い色合いに仕上ります。

「ゴールドメッキ」
下地に電気亜鉛メッキを貼り、その上に染色タイプのクロム酸の クロメート被膜で金色に色づけします。代用金メッキの色合いに 比べやや安っぽい感じのする色で、クレヨンの金色のような色です。 なお代用金もゴールドも色合いとして本金メッキの代用として利用 されますが、金属としての金の性質はないので注意が必要です。

「クロメートメッキ」
前述の有色クロメートも最も安価なゴールド色と言えます。

「キリンス」
黄銅に行う酸洗いで、キラキラ輝く光沢に仕上ります。 耐食性はよくありません。