表面処理
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表面処理にはどのような種類がありますか? | ||
用途別に分類 〜 『装飾用表面処理』
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《その他色合わせ》 巷には様々な色があふれています。そこでネジもそれらの色に 合わせる必要があるようです。 |
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「頭部焼付塗装」 ネジは締結後、目に見える部分は頭部だけということが多いため 頭部だけを塗装します。頭部に上から塗料を吹き付け、加熱して密着させる焼付塗装を施します。 六角ボルトの場合、上から一度塗料を吹き付けるだけでは側面 には行き渡らず、工数が増えるのでコスト高になります。 「ラスパート」「ポリシール」 前述のラスパートやポリシールも塗料を用いますので色合わせが出来ます。 「カラーメッキ」 電気亜鉛メッキを貼った後、一旦、乾燥させます。その後クロメート 処理を施します、次に薄いアルカリでクロメート被膜の表面を少し はがします。こうして出来たクロメート被膜上の小さな穴に染料を染め込んで色づけします。 <参考> クロメート処理について |
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亜鉛は酸化しやすい金属で、鉄に亜鉛を貼ると、亜鉛が酸化する ことにより鉄を酸化から守ります。しかし亜鉛は酸化するともろく なり、このままでは実用的ではありません。 そこでクロム酸を用いて亜鉛の表面に薄いクロム酸と亜鉛の被膜 を作り、亜鉛を酸化から守ります。この処理のことをクロメート処理 といい、できた被膜をクロメート被膜といいます。 |