ステンレス
SUS316とSUS316Lはどう違うのでしょうか?
 
  SUS316を加工しやすくしたステンレス鋼がSUS316Lです。 SUS316は、硬い金属(Cr、Ni)が多く含まれていて、 かなり加工しにくいステンレス鋼です。 そこで、炭素の量を低くすることですこし柔らかくなり加工しやすく なります。

    「L」はローカーボンを表します。

SUS316  = Cr18%+Ni12%+Mo2%+C(0.08%以下)
SUS316L = Cr18%+Ni12%+Mo2%+C(0.03%以下)

SUS316とSUS316Lの大きな違いはC(炭素)の含有量ですが
SUS316Lの「0.03%以下」というのは
SUS316 の「0.08%以下」に含まれます。

ネジやボルトなどで316の注文に対して、316Lを納品することは問題ありません。