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60年のあゆみ
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■1946年(昭和21年)
木ねじ専門問屋として創業
■1948年(昭和23年)
三興鋲螺株式会社設立
■1965年(昭和40年)
奥山泰弘(現社長)入社
■1968年(昭和43年)
売上高 5億円突破
サンコーインダストリー北支店
戦後間もない1946年、サンコーインダストリーの前身である裕興金属営業所が産声を上げます。創業者であり、初代社長の奥山好太郎が、現在の北支店にある大阪市北区末広町で、ねじやくぎ、ショベルやスコップなどを扱う店舗を構えました。商売は、戦後の復興と軌を一にして順調なスタートを切り、その2年後の1948年に三興鋲螺株式会社が誕生。商品を木ねじに集中させ、「ねじのサンコー」として60年の道のりを始めます。
1907年(明治40年)生まれ。戦前、神戸製鋼所尼崎工場入社。ねじに出会う。鋲螺部長を経て、戦後、裕興金属営業所、三興鋲螺株式会社を設立。サンコーの企業と業界の発展に尽力。1991年(平成3年)逝去。
三興とは、お客様と仕入先とサンコーの3社(3者)が共に興る「さかんになる」、つまり共に栄える意味として名付けられました。ちなみに鋲螺の鋲は「尖ったもの」、螺は「巻いたもの」で、ねじは昔から「びょうら」と呼ばれてきました。三興鋲螺は、大阪市南区(現中央区)でスタート。界隈は都心があって、機械工具の商社や卸問屋が並ぶ地域でした。
1967年に現社長である奥山泰弘が入社。主に仕入れ業務を担当し、取引先の開拓に奔走。木ねじに加え、小ねじやタッピンねじなど取扱品目を広げ、品揃えの充実を図りました。