


ねじにもオスとメスがあります!
外がわにねじ山を持つものがおねじ(♂)、内側にねじ山があるものがめねじ(♀)です。おねじを右回りに(時計回り)まわしたとき、それが向こう側に進んでいくねじを右ねじ、左回りに進んでいくねじを左ねじといいます。一般的に右利きが多きので、右ねじが大多数を占めています。


ねじにもいろいろあります!
ねじの種類には、ねじ山の形状から、メートル並目ねじ、メートル細目ねじ、メートル台形ねじ、管用平行ねじ、管用テーパねじなどに大別されています。また、ねじ部の形状、寸法、強度などの種類からは、十字穴付きねじ、六角ボルト、六角ナットなどがあります。ねじといっても、ホントいろいろあります。


こんなに多彩!ねじの用途
締結(ナット、ボルトなど)、送りねじ(本体に対して直線的に動かすとき)、管と管の連結用(水道の蛇口など)、微妙な位置調節(デバイダ、コンパスなど)、微少寸法の拡大指示(マイクロメータスピンドルなど)、大きな力の発生と位置調節(ジャッキ、プレス、万力など)、張力の加減(ターンバックル)、流動体の輸送(スクリューコンベア)、液圧の発生(スクリューコンベヤなど)。いろんなところに使われているんです。