





ねじの部品は、連結などさまざまな箇所に用いられていますが、結合を強固にするためには、ねじ部品自体もそれ相応の強度を持つものでなければなりません。ねじの部品の強度は、その材料と熱処理の方法によって決まります。また、材料の選択は、耐熱性、耐食性、軽量性、装飾性なども十分考慮する必要があります。


はじめは互換性を保つことが目的でイギリス規格としてウイットウォースねじ(1882)が採用されたことに始まり、アメリカのセラースねじ、SIねじ、ISAメートルねじ、ユニファイねじなどの規格化が行われました。我が国では、1949年にJIS規格でねじ規格が制定され、1995年のPL法の施行に伴い、安全性も視野に入れた規格が適応されています。
