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ねじの博物館
ねじの雑学
なぜ、ねじは右回り? それは、利き腕と関係あります。ねじを締めるのはやはり利き手でしますよね。右利きと左利き、どっちが多いかといえば、やはり、右利きの方が圧倒的多数を占めていますので、ねじは時計の方向にまわす右ねじが主流です。


強く締めるとよく緩むって本当?
おねじが許容応力を越えて締めつけられた場合には塑性伸びを起こしたり、めねじの許容応力を越えた場合には、めねじのねじ山が壊れたりしやすくなります。また、座面が限界圧力を越して締めつけられることで、本来締め付け後に作用する外力が座面陥没を促進してしまうので、締めすぎにはご注意!
緩く締めるとボルトが壊れる? ねじにとっては、「緩み」と「破壊」という二つの悪弊があります。ねじの緩みも事故のもとになったりしますが、ふつうに使っていて突然起きるボルトの破壊は予期できないだけにもっと深刻です。初期の締め付けの力が緩いと、ボルトが負担する力が大きくなり、ボルトは疲れやすく疲労破壊を起こしやすくなります。適切な締め付けを行い、緊張した状態を維持すれば、ボルトはいい働きをします。