
切削加工は、材料を熱間鍛造や冷間圧造することなく、工作機械で六角形状の棒鋼を掴んで回転させ工具によって削って六角ブランクを製作します。
切削ナットの製造工程は自動ナット盤という機械で(1)下穴あけ、(2)外面取り加工+切断、(3)ボール盤という機械で穴面取りの工程で製作されます。

機械にセットした六角棒鋼を回転させながら押し出し、ドリルで下穴をあけます。

面取りバイトという刃物で六角ナットの外面取り加工。同時に反対側から突切バイトで切り落とします。

ボール盤を使って穴の入り口を面取りします。(穴面取り)