
ステンレスのボルトやナットを電動機などで締め付けると、ねじのはめ合い部で摩擦による熱が発生します。その熱によってねじ部が膨張し、雄ねじと雌ねじが密着して動かなくなる状態を「かじり(焼き付き)」と言います。 トルク(回転力)によっては、ボルトが折れることもあります。
鉄と同じ程度の摩擦でも熱が発生しやすく、その熱による変形や歪みも大きくなります。
フッ素系樹脂(無色透明)を表面にコーティングすると ねじ部の摩擦が小さくなり、かじり防止となります。
ステンレスは、熱伝導率が低く、 | SUS304…鉄の1/3 魔法瓶、お鍋、お風呂などに使用 |
熱膨張率が高いため、 | SUS304…鉄の1.5倍 |
鉄と同じ程度の摩擦でも熱が発生しやすく、その熱による変形や歪みも大きくなります。
フッ素系樹脂(無色透明)を表面にコーティングすると ねじ部の摩擦が小さくなり、かじり防止となります。
Q ステンレス_05 「かじり(焼き付き)」とは何でしょうか?