ねじの用語辞典

ふ

【不完全ネジ部】　ﾌｶﾝｾﾞﾝﾈｼﾞﾌﾞ
完全にネジ山が立ち上がっていない部分。
ねじ加工工具の面取り部または食い付き部等によって作られた山形の不完全なねじ部。
【フラッシュメッキ】　ﾌﾗｯｼｭﾒｯｷ
極薄膜の金メッキ。
【フランジ】　ﾌﾗﾝｼﾞ
ツバとも言う。帽子のひさし部の様なでっぱりのこと。
【フランジボルトは小形？】　ﾌﾗﾝｼﾞﾎﾞﾙﾄﾊｺｶﾞﾀ?
ＪＩＳ　Ｂ　１１８９の附属書による、フランジ付き六角ボルトの規格には、小形は有りません。
しかしＭ８以上に関しては、フランジボルトの平径と小形六角ボルト（ＪＩＳＢ１１８０附属書）の平径は等しいため、六角ボルトの規格に当てはめて、小形と言われることがあります。
Ｍ８　Ｂ＝１２・Ｍ１０　Ｂ＝１４・Ｍ１２　Ｂ＝１７　
【フレキ頭】　ﾌﾚｷｱﾀﾏ
皿頭の首下にリブ（ｒｉｂ肋骨）と呼ばれる出っ張った数本のギザのついた頭のことで、このリブによって相手の板を自ら座ぐりして収まっていきます。
ラッパ頭では対応できない硬めの板などにもフレキシブル（ｆｌｅｘｉｂｌｅ）に対応できることからフレキ頭と呼ばれる。
【ブライト処理】　ﾌﾞﾗｲﾄｼｮﾘ
アルカリ洗浄によりステンレスに光沢をもたせる処理。
工程中に希硝酸に浸漬する処理（パシペート処理）も含まれます。
【ブランク】　ﾌﾞﾗﾝｸ
ネジ下とも言う。ヘッダー後ネジを転造する前のリベットの状態。
【ブレジャー頭】　ﾌﾞﾚｼﾞｬｰｱﾀﾏ
「ｂｒａｚｉｅｒ　ｈｅａｄ」
十字穴を深くするためにトラス頭の頭高を高くしたような形状。
ｂｒａｚｉｅｒとは火鉢のことです。
【ブロー】　ﾌﾞﾛｰ
ヘッダーパンチを打ち込むこと。
【ブローチ】　ﾌﾞﾛｰﾁ
多種形状の穴を、多段の切れ刃からなる工具（ブローチ）で切削して仕上げる。
【プラグゲージ】　ﾌﾟﾗｸﾞｹﾞｰｼﾞ
ナットの検査用のゲージ