
【リード】 リード
ネジのつる巻き線に沿って軸の周りを一周するとき、軸方向に進む距離の事で、ネジを一回転させた時に進む距離の事を指す。
一条ねじ(一般的なねじ)は、リードとピッチが同じで、多条ねじは条数にピッチを掛けた値がリードになる。(二条の場合は2×ピッチ、三条の場合は3×ピッチとなる)
一条ねじ(一般的なねじ)は、リードとピッチが同じで、多条ねじは条数にピッチを掛けた値がリードになる。(二条の場合は2×ピッチ、三条の場合は3×ピッチとなる)
【リード角】 リードカク
平行ねじの場合は、ネジ山のつる巻き線と、その上の1点を通るネジの軸に直角な平面とがなす角度をいう。
テーパねじの場合は、ネジ山の円すいつる巻き線と、その上の1点を通るネジの軸に直角な平面とがなす角度を、その点を通るネジの半径線に直角な平面に投影した角度をいう。
特に指定のない場合は、有効径を定義するために用いた仮想的な円筒又は円すい上のつる巻き線についてのリード角を指す。
テーパねじの場合は、ネジ山の円すいつる巻き線と、その上の1点を通るネジの軸に直角な平面とがなす角度を、その点を通るネジの半径線に直角な平面に投影した角度をいう。
特に指定のない場合は、有効径を定義するために用いた仮想的な円筒又は円すい上のつる巻き線についてのリード角を指す。
【リベット】 リベット
軸部がネジのない頭付きの部品の事で、締結物の穴に軸部を差し込み、軸端をかしめて継手とする部品の総称。ネジ穴加工が不要であったり、出っ張りが小さい、コストが安い、溶接に比べて簡便などの利点がある。
【リムド鋼】 リムドコウ
鋼をそのまま鋼塊に鋳込んだもので、脱酸用の添加材を使用していないため、鋳込み及び凝固中にガスを放出し、火花を散らしながら、外側から固まり、表面にリム層と いう層ができる。
リムとは「ふち」のことでリムド鋼とはふち付き鋼ということになる。キルド鋼に比べると若干不均一ですが使用上は問題なく、一般のボルトやナットに大量に使用されている。
リムド鋼にはSWCH10Rなどがあります。 この場合の10Rは 0.10%のC(炭素)が含まれ、Rはリムド鋼という意味になる。
リムとは「ふち」のことでリムド鋼とはふち付き鋼ということになる。キルド鋼に比べると若干不均一ですが使用上は問題なく、一般のボルトやナットに大量に使用されている。
リムド鋼にはSWCH10Rなどがあります。 この場合の10Rは 0.10%のC(炭素)が含まれ、Rはリムド鋼という意味になる。
【緑色クロメート】 リョクショククロメート
防食を目的とする緑色のクロメート処理をいう。皮膜の組成割合によって、オリーブ、グリーン、ブロンズ、褐色などの色調を呈するため、グリーンクロメートやオリーブメッキと呼ばれる事もある。
皮膜が厚く六価クロムの含有量が多いため、最も耐食性の優れたクロメート処理で自動車等を中心に高耐食性が要求される製品に対して用いられてきた。
皮膜が厚く六価クロムの含有量が多いため、最も耐食性の優れたクロメート処理で自動車等を中心に高耐食性が要求される製品に対して用いられてきた。
【リン酸塩皮膜処理】 リンサンエンヒマクショリ
鉄などの金属材料を燐酸塩という水溶液に浸漬し,不溶性の燐酸塩皮膜を生成させる処理をいう。
表面がナシ地になり塗料ののりが良くなる為通常、塗装の前処理として行われる事が多い。
「パーカーライジング」とも呼ばれ、「黒染め(四三酸化鉄皮膜処理)」とはまた別の処理。
表面がナシ地になり塗料ののりが良くなる為通常、塗装の前処理として行われる事が多い。
「パーカーライジング」とも呼ばれ、「黒染め(四三酸化鉄皮膜処理)」とはまた別の処理。
【リン青銅】 リンセイドウ
銅合金の一種で、93%の銅に6%の錫(スズ)を加え、微量のりん(P)で脱酸した三元合金をいう。
特性として、バネ特性に優れている・耐食性が良い・耐疲労性がある・耐摩耗性に優れている・加工しやすい・非磁性である、などが挙げられる。
スプリングワッシャー等に使われるばね用リン青銅は、これに焼きなましを施してあるものである。
特性として、バネ特性に優れている・耐食性が良い・耐疲労性がある・耐摩耗性に優れている・加工しやすい・非磁性である、などが挙げられる。
スプリングワッシャー等に使われるばね用リン青銅は、これに焼きなましを施してあるものである。